飛鳥古墳

飛鳥古墳

飛鳥古墳には、石舞台古墳や高松塚古墳などがあります。石舞台古墳は、国営飛鳥歴史公園内にある日本最大級の方墳です。墳丘の盛土が残っておらず、巨大な両袖式の横穴式石室が露呈しているという独特の形状をしています。天井石の上面が広く平らで、まるで舞台のように見えるその形状から古くから「石舞台」と呼ばれています。
高松塚古墳は、国営飛鳥歴史公園内高松塚周辺地区の東に位置する古墳です。7世紀末から8世紀初頭にかけて築造された終末期古墳で、直径23m(下段)及び18m(上段)、高さ5mの二段式の円墳です。1972年に極彩色の壁画が発見され、教科書等でもお馴染みです。キトラ古墳は、高松塚古墳に続き日本で2番目に発見された大陸風の壁画古墳です。二段築成の円墳で、上段が直径9.4m、テラス状の下段が直径13.8m、高さは上段・下段あわせて4mを少し超えると推測されています。