
不審なドローンの飛行を制御するセキュリティーシステム「アンチドローンシステム」とは│ドロー…
ドローンの普及とビジネス利活用の増加に伴ってプライバシーの侵害、安全な空域の侵害、セキュリティの脅威、および悪意のある使…
DJIは2025年5月13日に最新のフラッグシップドローン「DJI Mavic 4 Pro」を正式に発売しました!
従来のMavic 3 Proから大幅な進化を遂げたモデルで、プロフェッショナル向けの空撮機体として注目を集めています。
2023年5月9日に発売されたMavic 3 Proから2年ぶりのフラッグシップモデルです。
DJIのフラッグシップモデル「DJI Mavic 4 Pro」において特筆すべき空撮技術は従来モデル(Mavic 3 Proなど)との進化やプロフェッショナル用途への対応という点です!
注目すべきは、新開発の「デュアルフォーマット撮影システム」です。
これは、1インチセンサーを搭載したメインカメラと、4/3インチセンサーを搭載した広角カメラを組み合わせたもので、解像感・階調・低照度性能のいずれにおいても飛躍的に向上しています。
10-bit D-Log MやApple ProRes 422 HQといった高度な撮影フォーマットに対応し、カラーグレーディングの自由度をプロ仕様で確保しています。また、4K/120fpsのスローモーション撮影にも対応し、ダイナミックな映像表現が可能です。
さらに、空撮時の安定性と被写体追従性能を支えるのが「第4世代ActiveTrack Pro」です。
これはAIによるリアルタイム人物認識と物体追尾アルゴリズムの強化によって、背景と対象の区別をより精緻に行い、障害物回避との連動性が高まっています。これによって被写体が木の陰に隠れたりしても追尾が継続され、複雑な地形でも自然なカメラワークを維持できます。
また、全方向障害物センサーの分解能と反応速度が向上しており、特に夜間飛行や逆光環境下でのセーフティが大きく改善されています。これによって、よりクリエイティブで攻めた飛行ルートを安全に設計できる点も、映像クリエイターにとって魅力です。
Mavic 4 Proでは「OcuSync 4.0+」という新しい伝送システムが採用され、20km以上の伝送距離と安定したライブビュー(1080p/60fps)を実現。遠隔地での正確なモニタリングと操作が可能になり、ロケーションを選ばず高品質な映像制作が行えるようになっています。
Mavic 4 Proは単なる進化版というより、「一人で完結できる空撮クルー」とも言える多機能かつ高性能な機体であり、映像制作や点検業務など、プロフェッショナルの現場で強い武器となるモデルです。
Mavic 3 Proとの違いなど、気になっている方も多いのではないでしょうか。
この記事では最新モデル「DJI Mavic 4 Pro」とDJI Mavic 3の違い、従来モデルとの比較をご紹介していきましょう!
💡DJI Mavic 4 Proフライト実演会開催!実機で操縦体験!
【6/4(水)6/7(土)開催】操縦体験あり!Mavic 4 Pro新製品デモ会開催のご案内
「DJI Mavic 4 Pro – 宙から紡ぐ物語」と謳う「DJI Mavic 4 Pro」の特筆すべき空撮の性能をみていきましょう。
DJI Mavic 4 ProはDJIの新しいフラッグシップドローンであり、映像制作者や空撮プロフェッショナルに向けて設計された高性能モデルです。従来のMavicシリーズを大きく進化させた空撮技術革新が特長といえます。
「DJI Mavic 4 Pro」の最大の特長は、1億画素のHasselblad製4/3型CMOSセンサーを搭載したメインカメラに加え、70mm(4800万画素)および168mm(5000万画素)の望遠カメラを組み合わせた3眼カメラシステムで、これにより広角から中望遠、遠望遠まで幅広い画角での高品質な撮影が可能となっているのです。
特に、メインカメラは6K/60fpsのHDR動画撮影や、約16ストップのダイナミックレンジをサポートしており、低照度環境でもノイズの少ない映像を実現し、従来よりもより電子ズームを使って空撮しても解像度の高い映像が撮影可能になりました 。
注目すべきは3眼カメラシステムです。
メインカメラには、4/3インチのCMOSセンサー(Hasselblad製)と約1億画素(100MP)という非常に高解像度なカメラが搭載されており、細部まで鮮明に撮影できるのが特長です。このメインカメラは、最大6K/60fps HDR動画の撮影が可能で、16ストップのダイナミックレンジを実現しており、明暗差の大きいシーンでも豊かな階調表現が可能です。
さらに、70mm(中望遠・4800万画素)と168mm(望遠・5000万画素)のレンズも搭載されており、ズームや構図の自由度が飛躍的に向上しています。これにより、動物や建築物のディテール、映画のような遠近感のあるショットもドローン1台で撮影できるようになりました。
💡\詳しく!/
DJI Mavic 4 Proの「3眼カメラシステム」がすごい理由は、単にカメラが3つあるという数の問題ではなく、それぞれのカメラが異なる画角・性能・目的に最適化されており、それらを1つのドローンでシームレスに使い分けられるという点にあります。
つまり、これ一台で「広角から中望遠・望遠まで」、さらに「静止画から高品位な映像制作」までをすべてカバーできる、まさに空撮のマルチツールのような存在なのです。
それぞれのレンズ・センサーの特長と、「なぜすごいのか」を具体的に見ていきましょう。
① メインカメラ(広角)|1億画素・4/3インチCMOS・Hasselblad製
このカメラは、プロフェッショナル映像制作向けに設計されています。特に注目すべきは1億画素という驚異的な解像度と、4/3インチというラージセンサーの組み合わせです。これにより、以下の点が実現します。
② 中望遠カメラ|70mm・4800万画素
中望遠という画角は、人間の目で見る自然な視野よりやや狭く、背景を引き寄せる効果があります。これにより、以下のようなシーンに適しています。
この焦点距離を“空中から”撮れるというのは、従来のドローンでは難しかったことです。
③ 望遠カメラ|168mm・5000万画素
この望遠カメラは、動物や構造物、自然風景などに「接近せずに」ディテールを捉えるのに最適です。具体的には:
また、三脚に固定された望遠レンズのような安定した映像が空中で撮れるという点で、撮影の自由度が大幅に広がります。
「3眼カメラシステム」は、それぞれが単体でも高性能であるだけでなく、飛行中にスムーズに切り替えられるように最適化されています。つまり、1フライトの中で「広角 → 中望遠 → 望遠」へとスムーズにズームや視点変更が可能なのです。
これにより、1本の映像の中で空間的・時間的な流れやリズムを演出できるようになっており、“編集のための撮影”ではなく、“完成形に近い撮影”が可能になります。
このように、Mavic 4 Proの3眼カメラは
「3つの焦点距離で、多様な視点を実現」
「あらゆる角度を完璧にとらえる」
「シーンごとに最適な視点を瞬時に選べる」
ことが最大の強みであり、それは従来の単眼カメラのドローンでは絶対にできなかった感動の表現力そのものなのです。
💡DJI Mavic 4 Proフライト実演会開催!実機で操縦体験!
【6/4(水)6/7(土)開催】操縦体験あり!Mavic 4 Pro新製品デモ会開催のご案内
新たに搭載された「360°インフィニティジンバル」は、カメラの360度回転や70度の上向き撮影を可能にし、従来のドローンでは難しかったダイナミックな映像表現を実現しています。これにより、映画のような滑らかなカメラワークや、独特なアングルからの撮影が可能となり、クリエイターの表現の幅が大きく広がります 。
「360°インフィニティジンバル」とは、DJI Mavic 4 Proに新たに搭載されたジンバル(カメラを安定させる回転機構)技術で、従来のドローンにはなかった全方位の自由なカメラ回転を実現する革新的なシステムです。これにより、従来では不可能だったアングルや撮影演出が可能になります。
具体的には、以下の点が従来のジンバルと大きく異なります:
① 360度の連続回転が可能
従来のドローンジンバルは、パン(左右回転)は制限があり、例えば±180度の範囲に制限されていました。これに対し、Mavic 4 Proの「360°インフィニティジンバル」は、カメラが水平方向に無限回転(インフィニティ=終わりなく)できる構造を持っています。これにより、機体の動きに頼らず、滑らかでドラマチックなパン撮影が可能になります。
② 70度の上向き撮影
多くのドローンジンバルでは、カメラの上向き角度はせいぜい15~20度程度に制限されていました。しかし、インフィニティジンバルはカメラを真上に近い70度まで傾けて撮影できるため、橋の下や建物の天井方向など、これまで困難だったアングルの映像が撮れるようになります。
③ 被写体を中心に据えた自由な回転演出
ジンバルが360度自由に回転することで、ドローン本体を動かさなくても被写体の周囲を回転するような視点移動を実現できます。たとえば、被写体を中央に据えたまま背景だけをぐるりと回転させるような映画的な演出が可能になります。
④ 機体の傾きとジンバルの独立制御
通常のドローンでは、機体が傾くとその影響を受けてカメラの動きが制限されることがあります。インフィニティジンバルでは、機体の姿勢とカメラの角度を独立して制御できるため、安定性と自由な表現を両立しています。
撮影者がまるで映画のクレーンやステディカムを操作しているかのように、ドローン上で自由にカメラを動かせる革新的な技術で、従来のジンバルでは得られなかったアングル、カメラワーク、映像表現が可能となり、特にプロの映像制作の分野で大きな注目を集めています。
Mavic 4 Proの大きな進化点の一つであり、空撮の「表現の限界」を大きく広げる機能といえます。
シャープな映像とスムーズな操作性を実現
飛行性能も向上、最大51分の飛行時間、最高速度90km/h、最大伝送距離15km(日本国内)を実現しています。
さらに、6基の高精度魚眼センサーとデュアルプロセッサーによる高度な障害物回避機能や、GPSが使えない環境でも自動でホームに帰還できるリアルタイムのビジョンポジショニング機能など、安全性と操作性も大幅に強化されています 。
DJI Mavic 4 Proの「安定した飛行性能」は、単に「風に流されにくい」といったレベルではなく、映像制作者が求める“正確さ・滑らかさ・信頼性”を空中で確実に実現できるレベルの飛行制御技術に支えられています。その飛行安定性の中身は、いくつかの高度な技術の組み合わせによって成り立っています。
1. 高精度なGNSS+IMUによる位置保持と姿勢制御
Mavic 4 ProはGPSだけでなく、GLONASSやBeiDouといった複数の衛星測位システムを組み合わせて機体の位置を正確に把握しています。さらに、内蔵された高精度なIMU(慣性計測装置)と気圧センサーが、わずかな傾きや高度変化にも即座に反応し、空中での機体姿勢を常に一定に保ちます。
この組み合わせにより、たとえばホバリング中でもピタリとその場に留まり、風のある環境でもブレを最小限に抑えた飛行が可能になります。
2. O4(OcuSync 4.0)による安定した映像伝送と操縦反応
Mavic 4 Proは新世代の伝送システム「OcuSync 4.0(O4)」を搭載しており、日本国内でも最大15kmの伝送距離を誇ります。映像や操作信号が極めて低遅延かつ安定してやり取りされるため、操縦者の意図通りの挙動がタイムラグなく反映され、まるで機体が手の延長であるかのような操作感が得られます。
また、強い電波干渉がある都市部や山間部でも、安定した映像伝送が可能になるよう、周波数の自動切替などの適応型通信が行われます。
3. 全方位の障害物検知・回避機能(APAS 6.0)
DJIの高度障害物回避システム「APAS(Advanced Pilot Assistance System)」の最新版が搭載され、前後・左右・上下・斜めを含む360°すべての方向にセンサーを配置。これにより、障害物を高精度に把握し、自律的に機体のルートを調整しながら滑らかに避けてくれます。
しかもこの回避行動が、映像の安定性を損なうことなく行われるため、自動飛行中でもプロフェッショナルな滑らかさを保てるという点が重要です。
4. 最大風速12m/sまでの耐風性能
DJI公式スペックによれば、Mavic 4 Proは最大で秒速12m(風速43km/h)程度の風まで耐えることができます。これは、海辺や山間部など風の強い環境でも安定した飛行が可能であることを意味し、撮影機材としての信頼性が非常に高いことを裏付けています。
5. 最大飛行時間 約51分のロングフライト性能
飛行が不安定になりやすい終盤のバッテリー低下時でも、Mavic 4 Proは大容量バッテリーと効率の良いモーター制御によって、安定した推力とコントロールを維持できます。一般的なドローンが30分前後でバッテリーが減少し挙動が不安定になりがちな中、Mavic 4 Proは長時間でも操作感を保ったまま撮影を継続できます。
Mavic 4 Proの安定した飛行性能は単にふらつかないという意味ではなく、
「映像のための精密な動作」
「操縦者の意図に忠実な機体反応」
「自動運転中の滑らかな機体制御」
「風や障害物に対する即時対応力」
がすべて揃っているという点で極めて高度です。空撮の“質”を下支えするこの安定性こそが、Mavic 4 Proをプロフェッショナルの現場に耐える機体たらしめている最大の理由の一つです。
💡DJI Mavic 4 Proフライト実演会開催!実機で操縦体験!
【6/4(水)6/7(土)開催】操縦体験あり!Mavic 4 Pro新製品デモ会開催のご案内
DJI Mavic 4 Proは前モデルのMavic 3 Proと比較して、多くの点で進化しています。
両機種の主な違いを詳しく説明します。
Mavic 4 Proは、3眼カメラシステムを搭載し、各カメラが高解像度化されています。特にメインカメラは、4/3インチCMOSセンサーを採用し、1億画素の静止画撮影と6K/60fpsのHDR動画撮影が可能です。中望遠カメラと望遠カメラも、それぞれ4800万画素と5000万画素に強化され、より高精細な撮影が実現されています。
Mavic 4 Proには、360度回転が可能な「インフィニティジンバル」が搭載されています。これにより、従来のジンバルでは難しかった上方向の撮影や、カメラの完全な360度回転が可能となり、より自由なカメラワークが実現されています。
Mavic 4 Proは、最大飛行時間が約51分と、Mavic 3 Proの43分から大幅に延長されています。また、最大速度は約90km/hに達し、より迅速な移動が可能です。さらに、OcuSync 4.0(O4)伝送システムを採用し、日本国内での最大伝送距離は15kmに拡大されています。
Mavic 4 Proは、全方向の障害物検知に加え、低照度環境でも効果的に障害物を回避する能力が向上しています。これにより、夜間や暗所での飛行でも、安全性と安定性が確保されています。
【関連記事】
Mavic 4 Proは、新たに「RC Pro 2」コントローラーを導入し、7インチの高輝度ディスプレイや複数のポート、サードパーティアプリのサポートなど、操作性が大幅に向上しています。また、DJI Flyアプリも刷新され、リアルタイムの障害物可視化や高度な撮影モードが追加されています。
これらの進化により、Mavic 4 Proは、映像制作や空撮のプロフェッショナルにとって、より高品質で多様な撮影が可能になりました。特に、カメラ性能やジンバル機構、飛行性能の向上は、従来のドローンでは難しかった撮影表現を実現するために大きく飛躍したフラッグシップモデルです。
Mavic 4 Proは「空撮映像の表現力」と「操作性・安定性」の両面で飛躍的に進化しており、プロフェッショナルの制作現場にそのまま投入できるレベルの機体になっています。
大まかな項目ごとに比較した要点をまとめましたので、利用用途や購入時などに合わせて参考にしてください。
1. カメラ性能の違い
項目 | Mavic 4 Pro | Mavic 3 Pro |
---|---|---|
メインカメラ | 4/3型CMOS・1億画素・Hasselblad・6K60P対応 | 4/3型CMOS・2000万画素・Hasselblad・5.1K50P対応 |
中望遠カメラ | 70mm・1/1.3型CMOS・4800万画素 | 70mm・1/1.3型CMOS・4800万画素(同等) |
望遠カメラ | 168mm・1/1.8型CMOS・5000万画素・10bit動画対応 | 166mm・1/2型CMOS・1200万画素・8bit動画 |
カメラ回転 | 360°インフィニティジンバル搭載(真上まで撮影可能) | 通常の3軸ジンバル |
評価:メインカメラと望遠カメラが圧倒的に進化。特に望遠は解像度・色深度ともにMavic 3 Proとは一線を画す。ジンバル機構も革新的。
2. 飛行性能・伝送
項目 | Mavic 4 Pro | Mavic 3 Pro |
---|---|---|
最大飛行時間 | 約51分 | 約43分 |
最大伝送距離(日本) | 15km(OcuSync 4.0) | 15km(OcuSync 3.0) |
最大速度 | 約90km/h | 約75km/h |
耐風性能 | 最大12m/s | 最大12m/s(同等) |
評価:バッテリーと伝送系が強化されたことで、長時間・高信頼なフライトが可能に。飛行時の応答性や映像安定性も向上。
3. 障害物回避・AI機能
項目 | Mavic 4 Pro | Mavic 3 Pro |
---|---|---|
障害物検知 | 全方位・APAS 6.0 | 全方位・APAS 5.0 |
AI撮影支援 | 次世代ActiveTrack・障害物回避進化 | ActiveTrack 5.0 |
ナイトビジョン・暗所性能 | 改善あり(センサー強化・ノイズ低減) | 低照度撮影は可だがやや弱い |
評価:APAS 6.0では進行方向の予測やよりスムーズな自動回避が可能になっており、特に自動追尾撮影において差が出る。
4. 操作性・ユーザーインターフェース
項目 | Mavic 4 Pro | Mavic 3 Pro |
---|---|---|
操作コントローラー | RC Pro 2(7インチ高輝度) | RC Pro(5.5インチ)またはRC標準 |
アプリ連携 | DJI Fly + 改善されたUI・設定自動化 | DJI Fly |
外部アプリ互換 | より開放的(SDK対応強化) | 一部制限あり(プロ仕様には足りない場面あり) |
評価:撮影中のリアルタイムな視認性や設定変更のしやすさが向上。操作性は完全にプロ向けになっている。
5. 総合な比較評価
観点 | Mavic 4 Pro | Mavic 3 Pro |
---|---|---|
静止画・動画の画質 | ◎(業界最高水準) | ○(高品質だが上限あり) |
ズーム・望遠性能 | ◎(高精細・色表現も豊か) | △(望遠画質が弱い) |
撮影自由度(カメラ可動域) | ◎(360°ジンバル) | △(通常範囲のみ) |
飛行の安定性 | ◎(APAS進化・O4伝送) | ○(安定性は高い) |
プロ向け用途 | ◎(映像制作全般に対応) | △(映像制作にはやや工夫が必要) |
バッテリーの充電時間
Mavic 3 Proは、ハイエンドの中でも扱いやすく高性能なドローンですが、Mavic 4 Proは“プロの空撮現場にそのまま持ち出せる撮影機材”として、画質・表現力・安定性・撮影自由度のすべてにおいて飛躍的に進化しています。
特に「1億画素カメラ」「10bit対応望遠」「360°ジンバル」「51分飛行」は、映像制作において明確な差別化要素となっています。価格もプロ仕様ですが、Mavic 4 Proは上位互換として最高の性能を持った新機種と言えます。
【関連記事】
「DJI Mavic 4 Pro」は、前モデルのMavic 3 Proと比べて、あらゆる面でプロフェッショナル用途に特化した進化を遂げています。その性能の中心にあるのは、圧倒的な空撮表現力・操作自由度・安定した飛行制御です。
最大の違いとして挙げられるのは、カメラ性能の飛躍的な進化です。
Mavic 4 Proのメインカメラは、前機種と同じく4/3インチの大型CMOSセンサーを搭載していますが、画素数は2000万画素から1億画素(100MP)へと大幅に増加。これにより、空撮映像の細部の描写力が格段に高まり、ポストプロダクションでのクロップやトリミングにも余裕が生まれます。さらに、最大解像度6K・60fpsのHDR動画が撮影できるため、動きのある被写体にも滑らかに対応し、映像のダイナミックレンジも向上しています。
そして望遠カメラが劇的に進化。
Mavic 3 Proの望遠カメラは1200万画素にとどまり、使いどころがやや限定されていましたが、Mavic 4 Proでは5000万画素・10bitログ収録に対応し、色彩の正確さとグレーディング耐性が大幅に向上。従来の「一応撮れる望遠」から、「作品に組み込める望遠」へと進化しています。
次に360°インフィニティジンバルの搭載です。
これは従来のジンバルが持つ制限(上方向にカメラが向けない、回転角度が限られる)を取り払い、空中での真上の撮影やカメラの連続回転といった、これまで不可能だった映像表現を可能にしました。表現の自由度が一段と広がり、空撮の概念を変えると言っても過言ではありません。
飛行性能も大きく向上しています。
Mavic 4 Proは最大51分の飛行時間を誇り、Mavic 3 Proの約43分よりも8分以上の延長されました。加えて、新たに導入された「OcuSync 4.0(O4)」伝送により、操縦応答の遅延がほぼなくなり、15km先まで映像を安定送信可能です。
特に電波干渉の多い環境下でも、信頼性の高い操作が可能となっています。
また、障害物検知と自律飛行アルゴリズムの強化(APAS 6.0)により、複雑な環境下での自動飛行でも機体は滑らかに回避行動を取り、映像に“予期せぬ揺れ”を残しません。暗所での障害物検知能力も上がっており、夜間や屋内の撮影にも一層の安定感があります。
操作面では新型の「DJI RC Pro 2」送信機により、7インチ高輝度モニターでの視認性、マルチポート対応、第三者アプリ連携が可能となり、まさにプロ機材としての完成度が整いました。
Mavic 4 Proは空撮機材として次のステージに進んだフルモデルチェンジ機です。
「より細密に、より自由に、より長く、より滑らかに」撮影したいという欲求に対して、Mavic 4 Proは明確にそれを実現してくれます。
映像制作や調査・記録において、妥協のない性能を求めるなら、Mavic 4 Proは最適な選択肢と言えます。
【最新記事】
💡DJI Mavic 4 Proフライト実演会開催!実機で操縦体験!
【6/4(水)6/7(土)開催】操縦体験あり!Mavic 4 Pro新製品デモ会開催のご案内
通信系ソリューションプロバイダーである(株)アイテムが運営するドローンスクール「空ごこち」は国交省認定登録講習機関のドローンスクールです。ビジネスに必要な国家資格取得に向けた講習はもちろん、認定資格コースも完備。企業様のビジネスに合わせた資格を選んでご受講いただけます。
また講習では点検や測量、空撮などの実践を積んだ講師陣から飛行技術を学べるため、即戦力として活躍できる人材の育成が可能です。
卒業後はビジネスドローンの導入、コンサルティングでドローン利活用を支援します。
ソリューションプロバイダーとして多数のご提案実績がある「空ごこち」だから、ドローンスクールとしての役割だけでなく、資格取得後のビジョンも明確にご提示が可能です。