DJI Matrice 350 RTK│次世代産業用ドローンプラットフォーム│ドローン機体…
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こんにちは。ドローンナビステーション編集部です。
今回は、ドローンの中でも重要な部品の一つである『プロペラ』のお話です。
ドローンをお持ちの方でしたら、不注意でぶつけてしまったり、離着陸時に草を巻き込んだりして、プロペラが欠けてしまった経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
プロペラが欠けたら、もちろん交換が必要です。でもプロペラって、欠けてなくても交換が必要ってご存じでしたか?
ドローン用プロペラの多くは、プラスチックで出来ています。
ところで、ドローンは天気の良い『晴れの日』の日中に飛ばしますよね?場合によっては、撮影日は一日中、ドローンを屋外に置いておく場合もあるかもしれません。
プラスチックは、太陽の紫外線を浴びると徐々に硬化していきます。屋外に置いてある洗濯バサミが、気が付くとボロボロ欠けてきた経験はないでしょうか?ドローンのプロペラも同様に、見た目はきれいでも、実は紫外線により硬化し、しなやかさを失っている可能性があります。
しなやかさを失ったプロペラは、万が一にも空中で欠けてしまうと、ドローンの墜落につながる危険性もあります。
ドローンを飛行させる際は、離陸前に必ずプロペラを触って確認し、たとえ傷がついていなくても新品時と比べて違いが感じられるようであれば、積極的に交換することをおススメします。
ドローンのメンテナンスにはいくつかの重要な点があります。以下に一般的なメンテナンス項目を挙げます。
バッテリーの管理:
バッテリーを定期的にチェックし、充電・放電を正しく行います。使用後はバッテリーを冷ましてから充電します。バッテリーを長期間使用しない場合は、適切な保管方法を守ります(通常は50-60%の充電状態で保管)。
プロペラの点検と交換:
プロペラに欠けやヒビがないか定期的に確認します。必要に応じてプロペラを交換します。
モーターの清掃:
モーター部分にゴミや異物がないか確認し、必要ならば清掃します。
フレームの点検:
フレームやアームに亀裂や損傷がないか確認します。
カメラとジンバルの点検:
カメラやジンバルに異常がないか確認し、レンズを清掃します。
ファームウェアのアップデート:
ドローンのファームウェアを定期的にアップデートし、最新の機能やバグ修正を反映します。
センサーのキャリブレーション:
ジャイロスコープやコンパスなどのセンサーを定期的にキャリブレーションします。
通信機器の確認:
リモコンやWi-Fiなどの通信機器が正常に動作しているか確認します。
これらのメンテナンスを定期的に行うことで、ドローンの性能を最大限に引き出し、事故や故障を未然に防ぐことができます。
ドローンにおけるプロペラのメンテナンスは非常に重要です。
プロペラはドローンの飛行性能に直結する主要な部品であり、破損や摩耗があると飛行が不安定になり、最悪の場合は墜落の原因になることがあります。プロペラの微細な損傷でも振動が増え、飛行の効率や制御性に影響を与えるため、定期的な点検とメンテナンスが不可欠です。
プロペラのメンテナンス頻度は、使用状況や環境によって異なりますが、以下のような基準が一般的です:
このように、プロペラの状態を定期的にチェックし、早めに交換やメンテナンスを行うことで、ドローンの安定した飛行と安全を保つことができます。
今回は意外に忘れがちな、プロペラのメンテナンスのご案内でした。
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