
【2024年】日本での展開がますます広がる屋内ドローンショーとは│ドローン×エンタメ
ドローンショーやドローンのイベントといえば夏のイメージが強いと思いますが、実は冬もクリスマスイベントなどでドローンショー…
すでにご存じの方も多いかもしれませんが、いまやドローンは趣味の分野で子供にもシニアにも、とても人気です。
ドローンがシニアだけでなく子供にも人気である理由は、年齢を問わず「楽しさ」「直感的な操作性」「新しい体験」への関心を惹きつける要素が詰まっています。
自動で安定飛行ができる機能や障害物を避けるセンサーも搭載されているので、小学生でも比較的簡単に操縦でき、カメラ付きのモデルなら、自分が撮影した空撮映像を見るという新しい視点の体験ができるので、遊びに創造性や探究心を加えてくれます。
シニア層にとってもドローンは新しい趣味として注目されています。
退職後の時間に屋外で活動できる趣味を求めている人にとって、ドローン操作は体力的に大きな負担がなく、天気の良い日に楽しむにはぴったりです。また、空撮写真や映像を撮るという目的があることで、旅行や散歩に「記録する楽しさ」が加わり、日常に彩りをもたらしてくれます。
ドローン操作や映像編集などの技術習得は、脳の活性化にもつながるとして、学びの一環として捉えるシニアも増えています。
ドローンは「遊び」としても「学び」としても年齢を問わず魅力的で、なおかつ世代ごとに異なる楽しみ方が可能なため、子供からシニアまで幅広く人気が広がっているのです。
だれでも手軽に手に取れるようになってきたドローン。
「飛ばす」「遊ぶ」に加えて
「脳を鍛える」
が知られてきています。
ドローンと言えば操縦器(プロポ)を使ってドローンの機体を飛行させる「操縦技術」が必要ですが、ドローン操縦という「左右同時に異なる動きを続ける」ことが脳の活性化を促し脳トレになることが知られてきました。
飛ばす上で法律も知りたいとドローンスクールに通う人が増えていますが、ドローンのプログラミング教室も地域のクラブ活動と同じくらい、老若男女問わず受講者が増え、世間一般にかなり認知されてきている印象です。
このように、シニアはもちろん、子供の教育にもドローン人気が高まっています。
プログラミングはドローンの人気を子供やシニアの間で高めている大きな要因の一つです。特に、教育や趣味の文脈でドローンを「動かすための道具」としてではなく、「自分で制御する対象」として扱えることが、知的な好奇心を刺激しています。
子供の場合、近年のSTEM教育(科学・技術・工学・数学)の一環として、ドローンを使ったプログラミング学習が注目されています。たとえば、Scratchのようなビジュアル型プログラミング言語を使えば、コードを書くことができなくても、ドローンの動きを自由に制御できます。「前に5メートル進む」「90度回転する」「一定の高さで停止する」といった命令を組み合わせてミッションを達成するような学習活動は、遊び感覚で論理的思考や問題解決能力を育てられるため、教育現場でも広く導入されています。
シニアにとっても、プログラミングは「難しいもの」と思われがちですが、実際にはビジュアルプログラミングなどのわかりやすいツールがあるため、学習のハードルは以前より格段に下がっています。定年後に新しいことを学びたい、あるいは孫と一緒に楽しみながらITリテラシーを身につけたいという動機で、ドローンとプログラミングを組み合わせた趣味に取り組むシニアも増えています。また、プログラミングでドローンを操作することで、単なる遊び以上の「自分で制御できる喜び」や「作品を作る楽しさ」を感じられる点も、大きな魅力です。
このように、ドローンを通じてプログラミングを学ぶことができるという点は、子供にとっては未来の技術への入り口として、シニアにとっては知的好奇心を満たす新しい学びとして、それぞれの世代にとって大きな価値を持っているのです。
ドローンで遊ぶ、と一口に言っても、たとえばドローンを操作して複雑なコースを飛行させたり、特定のターゲットを見つけたり、スピードを競い合ったりなど、技術を駆使したさまざまな楽しみ方があります。
最近では飛行技術に加えてドローンをプログラムして自律的に飛ばす楽しみ方も人気が高く、ドローンのプログラミングやロボティクスのスキルを向上させるスクールも増えています。
「ドローンを飛ばす」さらにその先の飛行技術向上やプログラミングなど、ドローンを活用した脳トレがホビードローンとして広がりを見せていることは、ドローンの未来に新たな1ページが加えられたとみてよいでしょう。
「ドローンを飛ばす」ということは「空間認識能力」によって右脳の活性化を図ることができ、集中力や観察力の向上に繋がるため、脳トレに最適と言えます。
また子供や孫と楽しむといったシニアの余暇の過ごし方にも、ドローンは新たな道を開いています。
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ドローン操縦の
「2つのことを同時に行う」
「左右で違う動きをする」
といった、あまり普段行わない動きで脳に適度な刺激を与えることで脳の機能が高められると考えられています。
つまり脳を活性化させるには、
「脳に適度な刺激を、繰り返し、与える」
ことが重要なのです。
もちろん楽しいことが大前提なので、楽しんでドローンを飛ばすことでさらなる効果が期待できます。最近では地域でシニアによるホビーのドローンクラブが設立されるなど、シニアの中でホビードローンの積極的な動きが出てきていることも興味深いです。
facebookで積極的に活動しているドローンクラブを探してみるのも楽しいかもしれません。
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100g未満のトイドローンは基本的に許可や申請、機体登録等は必要ありませんが、飛ばせない場所があるため注意が必要です。
自宅の庭や敷地内で飛行することは可能です。また、ドローン飛行を楽しむためのクラブや施設も存在し、そこでの飛行なら安心です。
ただし、どの場所でも周囲の安全と他者のプライバシーに留意する必要があります。地域の条例など事前に確認してください。
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2022年6月20日からドローンの登録義務制度がスタートし、100g以上のドローンの登録が義務付けられました。100g未満のドローンには登録義務がなく、登録せずに飛ばすことができます。
ただし、航空法でも規制が一部適用となる項目があります。たとえば、航空機の航行の安全に影響を及ぼす可能性が高い空域では、ドローンを飛行させる場合には、あらかじめ、国土交通大臣の許可を受けなければいけないケースがあります。
また、100g未満のドローンを使用して、道路上空でただ単純に撮影を行うだけであれば道路使用許可は必要ありません。ただし、車や歩行者などがいる道路において交通の円滑を阻害する恐れがある場合には、道路使用許可が必要となります。
ドローンを扱う場合は国土交通省が定める航空法などの各ドローンに関する飛行ルールの基礎知識が必須とされています。ドローンスクールならドローンについての法規制や飛行ルールを短い期間でしっかり学ぶことができます。
新たなシニアの趣味、脳トレでドローンの活用が広まっています。
さまざまな種類が販売され、見るのも選ぶのも楽しいホビードローン。毎日楽しく脳トレしてドローンライフを楽しんでください!
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